「プログラミングスクールに通いたいけど高い…」
「安いところで求めたスキル身につくかな?」
プログラミングスクールは高額です。同じスキルが身につくならできるだけ安く済ませたいのが心情ですよね。
とはいえ、安すぎると逆に不安になってしまうもの。
この記事では、まずスクール選びのポイントについてお話します。そして、ポイントを外していないスクールを安い順にご紹介していきますね。
プログラミングスクールの選び方!おさえておきたい4つのポイント
まずはどういったプログラミングスクールを選ぶと失敗しないのか、4つのポイントについてお話します。
- 学割の有無
- 就職支援の有無
- 受講形態
- 複数スクールを比較する
1.学割の有無
大学生のうちにプログラミングスクールに入っておきたい理由には、
- 時間がある
- 吸収力が高い
- 就職の選択肢が増える
などさまざまなものがありますが、もっとも大きな理由といって過言でないのが学割です。
スクールによって異なりますが、おおむね5%~20%くらいです。
学費自体が高額ですので、値引かれる金額もかなり高額になります。20万円の20%ですと4万円ですものね。
下手をするとバイトの一か月分くらいになります。
注意点としては、学割の値引き率だけでなくトータルで考えるということ。
学割20%で20万円が16万円になったとしても、学割はなくても10万円のスクールもあります。
ただし、学割をつけているスクールは学生が多く、学生への理解が深い傾向にあります。
スクール終了後も同年代で交流を続けていきたいなら、学割があるスクールに通うと良いかもしれません。
2.就職支援の有無
基本的に付加サービスが増えるほど料金が高くなります。
つまり、就職支援サービスがあるスクールのほうがないスクール、コースに比べると高くなります。
ただし例外として、逆に料金がかなり安くなる、極端な例だと無料になるケースもあります。
スクールが転職先を斡旋するケースですね。
エンジニアになる意思がはっきりと固まっており、斡旋企業に自分の志望する企業が入っているならおすすめです。無料でスキルアップができ、企業にとって必要な人材になることもできるわけですから。
もしそうでないようなら、まずは自身が行きたいと思っている企業・業界に入れるかを最初のカウンセリングのときにしっかりと聞いておきましょう。
また、IT業界で働く意思がはっきりしていないようなら無料になるスクールはやや危険です。
というのも、スクールは学びに行く場所であると同時に、自身に適正があるかどうかを見極めに行く場所でもあるからなんですね。
どんなこともやってみなければわからないわけでして。

3.受講形態
まず最初に「オンライン」なのか「教室通い」なのか、どちらを主体にしたいかを決めておきましょう。
対面中心で仲間を作りたいという意識があるなら対面中心のうほうが良いでしょう。その場合は、通いやすい場所にスクールがあることが優先順位として高くなります。
次にスクールの質を測ります。個人的に必須なのは、
- 現役のエンジニアが教えてくれること
- マンツーマンであること
- 質疑応答のレスポンスが早い事
上記3点です。
現役のエンジニアが教えてくれること
技術が常に進歩しているように、プログラミングの世界も進化し続けています。
その進化に取り残されているエンジニアから話を聞いても、過去は通用したかもしれないが今は通用しない、なんてことになりかねません。
常に最新の技術をキャッチアップできることは必須です。
また、そもそもエンジニアでない方に教わるというのも論外です。
プログラムは本当に机上の空論が全く役に立ちません。現場に身を置いてトライアンドエラーを繰り返し身に着けた経験だけが自分にとっての本物になります。
教科書で覚えられるようなことを教わるか、現場で磨かれた実践的な技術を教わるか、どちらがいいかはわかりきった話ですね。
マンツーマンであること
プログラミングに限らず、勉強は必ず壁にぶつかります。自力で壁を越えて行けるのは一部の天才だけです。
そんなときにありがたいのがメンターの存在。
自分のことをずっと見てきてくれていた人だからこそ刺さる言葉もあります。モチベーションを維持するのに必須です。
挫折せずやりぬくためにはマンツーマンレッスンは必須だと思います。
質疑応答のレスポンスが早い事
やる気はあるのに詰まってしまったとき。一気にやる気がそがれます。おそらくプログラミング経験者の誰もが経験しているはず。
そこに対して早い回答、解決法とは言わないまでも解決するための解法を教えてくれること。
これはとてもありがたいです。
いわばすごくマニアックな質問をネットで調べていて、一発で答えに辿り着くような、そんな喜びがあります。
そうすることでモチベーションに波ができることなく、すっと答えに辿り着くことができるわけですね。
4.複数スクールを比較する
どんなに良いスクールであっても、1校だけだと自分に合うかどうかってわかりません。
ではどうすればいいのか?
比較すればいいんですね。
複数校を受講する必要はありません。ほとんどのスクールで
- 説明動画
- 無料カウンセリング
- 体験会
のいずれかを開催しています。まずは参加しやすいものから参加していきましょう。
とはいえ、今は星の数ほどあるプログラミングスクール。どのスクールの無料カウンセリングに参加するかを決めるだけでも骨が折れます。
そこで、先にお話しした3つのポイント、「1.学割の有無」「2.就職支援の有無」「3.受講形態」を満たすおすすめの3校をピックアップしておきます。
まずはこの3校をベースに、他のスクールを比較してみると良いでしょう。
※料金は学割適用済み、税込の金額を表示しています。
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出典:https://techacademy.jp/trial/htmlcss-trialTechAcademy(テックアカデミー)の特徴
- 受講者数No.1
アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社
調査期間:2021年8月12日~8月16日
調査対象:2020年8月以降にプログラミングスクールを受講した18~80歳の男女1,000名
調査手法:インターネット調査(公式より) - オンライン完結のためコスパが非常に高い
- 800社、3万人を超える実績
料金・学割 はじめてのプログラミングコース
料金:163,900円~262,900円
学割:6%~23%
ウケ放題
料金:459,800円
学割:16%
エンジニア転職保証コース
料金:437,800円
学割:なし
就職支援 エンジニア転職保証コースのみ 受講形態 実務経験者が講師(メンター)。週2回のマンツーマンメンタリング。質疑応答はチャットにて。受付時間が15:00~23:00のためバイトや就職活動で忙しくても質問しやすい 無料説明会、無料カウンセリング 一週間無料体験が可能。無料説明動画もあり。エンジニア転職保証コースなら無料カウンセリングも可能 割引 友達と一緒に受講すると1万円OFF なんといっても大きいのが、一週間の無料体験。有料と同等の内容を一週間体験可能です。
当然、メンターもつきますのでわからないこと、不安に思うこと、他のスクールはどうなのか?といったことまで質問可能です。
内容も充実しており、このスクールをベースに比較していくことが可能ですので、まず最初におさえておきたいスクールです。
- 受講者数No.1
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出典:https://www.sejuku.net/courses/debut/侍エンジニアの特徴
- レッスン満足度No.1
アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ
調査期間:2019年12月13日~16日
調査対象:全国の20代〜50代の男女1021名(プログラミングスクールに通っている方または通っていた方)
調査手法:インターネット調査(公式より) - オリジナルサービスの開発を重視
- 受講生同士の交流イベントがあり同じ目的を持った仲間や友人を作りやすい
料金・学割 デビューコース
料金:64,600円~268,945円
学割:5%
エキスパートコース
料金:361,000円~938,790円
学割:5%
転職保証コース
料金:400,000円~698,000円
学割:なし
就職支援 エンジニア転職保証コースのみ 受講形態 現役エンジニアが講師。挫折しやすいオリジナルサービス開発主体のためマンツーマンでサポート。質疑応答はQAにてサイトにて。過去の質問も見ることができるため解決・吸収しやすい 無料カウンセリング どういうことをしたいのか、ここなら何ができるのかといった理想と現実のギャップを埋めることが可能。他のスクールと比べるとどうなのかを考えながらカウンセリングを受けると効果的 割引 定期的にキャンペーンあり。公式をまめにチェック オリジナルサービスの開発に力を割いており、満足度が非常に高いのが侍エンジニアの特徴。今はどういったものを作りたいのかイメージできなくとも、講師と話をしているうちに形が見えてくるでしょう。
取扱言語も豊富なため、まずはカウンセリングで自分の思いをぼんやりとでも良いので伝えてみることから始めましょう
- レッスン満足度No.1
-
Codecamp(コードキャンプ)の特徴
- 目的に合わせてカリキュラムの選択が可能。自由度が非常に高い
- レッスン回数無制限
- 講師を指名可能
料金・学割 オーダーメイドコース
料金:165,000円~330,000円
学割:なし
CodeCampGate(転職支援コース)
料金:495,000円
学割:なし就職支援 CodeCampGate(転職支援コース)のみ 受講形態 現役エンジニアが講師(メンター)。年中無休、7:00~23:00まで受講可能。質疑応答はレッスン中に可能 無料説明会、無料カウンセリング 無料カウンセリングが可能。コードキャンプだけでもかなりの量の言語、カリキュラムが学習可能なため、曖昧でもいいので自分がどうなりたいのか伝えてみましょう。きっと相談に乗ってくれます 割引 無料カウンセリング後にアンケート回答で1万円OFF とにかく自由度が広いのが特徴のコードキャンプ。加えて、自走力を鍛えるため簡単に答えを教えず考える癖をつけるよう教育しています。
これはプログラマに限らず、社会人として必須の能力のためここで鍛えておいて損はないないですね。
まずは無料カウンセリングで自分のビジョンとコードキャンプでできることのすり合わせをしてみましょう。そのうえで他のスクールと比較すると、より明確に自分がやりたいことが何なのかが浮かんでくると思います
大学生向けプログラミングスクール10社の料金比較!安いのはどこ?
入学金・消費税込み、もっとも安いコースでの比較になります。
スクール | コース共通 | 料金 |
DMMWEBCAMP | はじめてのプログラミングコース | 88,000円 |
レバテックカレッジ | Webアプリケーション開発 | 89,400円 |
Samurai Engineer | デビューコース | 162,600円 |
TechAcademy(テックアカデミー) | はじめてのプログラミングコース | 163,900円 |
Codecamp(コードキャンプ) | コース共通 | 198,000円 |
GEEK JOB(ギークジョブ) | プログラミング教養コース | 217,800円 |
TECH CAMP(テックキャンプ) プログラミング教養 | コース共通 | 239,580円 |
RUNTEQ(ランテック) | Webマスターコース | 437,800円 |
POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ) | Railsキャリアコース | 440,000円 |
とりあえずプログラミングに触ってみたい!というだけでしたら「DMM WEB CAMP」「レバテックカレッジ」が入学金がなく価格もおさえられているためおすすめです。
「DMM WEB CAMP」には「説明動画」「無料カウンセリング」が、「レバテックカレッジ」には「無料相談会」がありますので、まずは参加してみてどのようなことが学べるのか、ご自身の理想に近づくことができるのかを聞いておくとよいでしょう。
そうしなければ、求めていたスキルと違った!ということになり別のスクールに入学金を払って加入することになりかねません。
そういった意味からも複数のスクールの無料説明会やカウンセリングはしっかりと活用されることをおすすめします。
プログラミングスクール選びで注意しておきたいポイント
「プログラミングスクールの選び方」とかぶる部分はありますが、大事なことですので注意点についてお話していきます。
- 自分に適した学習スタイルを考えておこう
- 学びたいプログラミング言語を扱っているか
- 少なくとも2個以上のスクールを比較すること
- サポートの充実度や内容
- プログラミング学習はパソコンが絶対に必要
1.自分に適した学習スタイルを考えておこう
オンラインなのか教室での勉強なのか。勉強できる時間帯は不定期なのか。
無理せず学習できるスケジュールを組むとすると何ヶ月くらい必要なのか。
こういったことを事前に書き出しておくことで、無駄なスクール巡りをしなくて済みますし、無料カウンセリングの際に具体的に質問することが可能です。
具体的な質問には具体的な回答が返ってきますので、そこでそのスクールに対してGOするかどうかの判断もできます。
2.学びたいプログラミング言語を扱っているか
初心者の方ならプログラミング言語の種類すらわからないと思います。
その場合は、講師の方に正直に相談しましょう。あなたに適した言語を提案してくれると思います。
ただし、プログラミングそのものに触ったことはなくても流行りの言語や需要のある言語については耳に入ってくることもあるでしょう。
そして、学ぶならこの言語がいいな、と気持ちが固まっていることもあるかと思います。
その場合は、学びたい言語を扱っているスクールを選びましょう。

3.少なくとも2個以上のスクールを比較すること
比較しないとよしあしってやっぱりわかりません。世の中に大学が東大しかなければ、東大がすごいのかどうかってわからないですよね。
いくつも大学があるから、東大のすごさがわかるわけでして。
そのため、少なくとも2個以上のスクールを比較してみましょう。
Web上の情報で比較するのではなく、無料カウンセリングや無料体験を利用しましょう。せっかく実際に話す機会、経験する機会があるのですから活かさない手はありません。
そのうえでご自身に合ったスクールを選ぶことで失敗する確率は格段に下がります。
4.サポートの充実度や内容
プログラミングは学んだら終わりではありません。当然、就職も会社に入ったら終わりではありません。
そのため、スクール終了後も定期的に集まれる機会があるスクールがいいですね。同期会のような感じで。
メリットは当然、知識のブラッシュアップ。また同期が頑張っているのを見ることでモチベーションも上がることでしょう。
同じ業界ならではのシェアできる話題もあれば、違った業界の人の貴重な話を聞くこともできます。
そのため、コミュニティのあるスクールに所属するか、スクールにいるあいだに人脈を築いておきたいですね。
5.プログラミング学習はパソコンが絶対に必要
貸出をしてくれるスクールはまだまだ少ないです。
そのため、最低限スペックを満たすPCを用意しておきましょう。
ここで注意しておきたいのが、OS指定のスクールが割と多いということ。
WindowsというとC#やVBが浮かぶのですが、これらを教えるスクールは少ないです。C#はゲームに使われることが多いため、ゲーム系プログラミングスクールなら指定されるかもですが。
どちらかというとMac指定のスクールが多いですね。正直、Macのほうが開発には向いています。
今後、エンジニアとして活躍していくならMacに触る機会が多いと思いますので、Macに慣れておくにこしたことはないでしょう。

まとめ
大学生向け、安いプログラミングスクールについてお話してきました。
- プログラミングスクール選びでもっとも大事なのは複数のスクールを比較すること
- 安さで選ぶなら「DMM WEB CAMP」「レバテックカレッジ」。就職支援もほしいなら「レバテックカレッジ」
- PCを購入するならMacがおすすめ
価格で選ぶのは最後です。まずは納得がいくまで複数の業者を比較していきましょう。
そうすることで失敗のないプログラミングスクール選びができると思いますよ。